懐かしい!
放送当時もSEEDは飛ばし飛ばし、DESTINYはあんまり触れずだったので正直話はわからないのですが、これだけ時が経って映画化するのだからそれなりに説明されるだろうと観てきました。
…所属が変わっている??
制服とかは一緒ですが…シンってキラにあんなに懐く感じになるんです??
ミリしらだからこその疑問で前半はポカンとしてしまいましたが、新キャラが出てきて今回の戦いに焦点が当たると、なんとなく話の流れには乗っかることができます。
ちょいちょい「どうした!?」というところもありますが…
で、ディスティニープランですよ。
意外とこの思想に肯定的な人って、現実の日本人にも結構いるのかもな、と思いました。
占いとか診断とか、大好きじゃないですか、私たち。
誰かに「あなたはこんな人」って言われるの、案外嫌いじゃないのでは?
MBTIが流行ってるのって、そういうことなんじゃないかと。
遺伝子の傾向の偏りとか、後天性の才能や本人の希望を無視するところが問題ですけど、実はすでにエンタメとして「ディスティニープランの思想」自体は消費されているのかなと思います。
そこに本人の意思、選択の自由の有無が存在するか否かが明暗を分けたのかな。
ちょっと残念だったのは、愛の形が男女の恋愛ばかりだったところかな。
愛って色恋だけではないんじゃないかな。
唯一違う色を見せてくれたのが最後のルナマリアとアグネスかと思うのですが、もっと多彩な愛の形を見せて欲しかったですね。(あれがアグネスにとって良かったのかはわかりませんが)